坐骨神経痛の原因 5選
2024年11月8日
意外と知らない坐骨神経痛の原因を
ピックアップしてみました。
坐骨神経痛は、さまざまな原因で坐骨神経が圧迫・刺激されることによって引き起こされる症状で、腰や足に痛みやしびれが生じます。ここでは、坐骨神経痛が起こりやすい代表的な疾患を、罹患数が多い順に説明します。
1. 椎間板ヘルニア
概要: 椎間板は、背骨を構成する椎骨の間にあるクッションの役割を果たす組織です。椎間板の中のゼリー状の髄核が外側の繊維輪を突き破って突出することを椎間板ヘルニアと言い、神経を圧迫することで坐骨神経痛が発生します。 罹患率: 比較的高く、特に20~40代の比較的若年層で多く見られます。長時間の座位や無理な姿勢が原因になることもあります。
2. 脊柱管狭窄症
概要: 脊柱管は脊髄や神経が通るトンネル状の構造ですが、加齢により狭くなり、神経が圧迫される状態を脊柱管狭窄症と言います。特に高齢者に多く見られ、腰や足に痛みやしびれが現れ、歩行困難になることが特徴です。 罹患率: 50歳以上の高齢者に多く、近年では高齢化社会の進展に伴い罹患者数が増加傾向にあります。
3. 腰椎すべり症
概要: 腰椎すべり症は、背骨の腰椎部分が正常な位置から前方へずれてしまう状態で、神経を圧迫することで坐骨神経痛が引き起こされます。原因としては、先天性の骨の変形、加齢や長年の運動負荷などが挙げられます。 罹患率: 中高年に多く、特に腰に負担がかかる職業や運動習慣がある人に多く見られます。
4. 腫瘍や感染症による神経圧迫
概要: 腰椎や骨盤に腫瘍ができたり、感染症が発生することで神経が圧迫され、坐骨神経痛を引き起こすことがあります。腫瘍による圧迫は比較的まれですが、重篤な症状を伴うことが多く、緊急対応が必要です。 罹患率: 罹患数は他の原因に比べて少ないものの、見逃すと危険なため、注意が必要です。
なつめ鍼灸整骨院では対応不可能な症状です。
5. 筋肉の異常(梨状筋症候群)
概要: 梨状筋というお尻の筋肉が硬直して坐骨神経を圧迫する状態を指します。デスクワークなどで長時間同じ姿勢をとることや、運動後の筋肉の硬直が原因で発症します。腰の骨ではなく筋肉が原因となるため、診断がつきにくい場合もあります。 罹患率: 他の疾患に比べると少ないものの、スポーツ選手や座位時間の長い職業の人に多く発生しています。
坐骨神経痛の原因となる疾患はさまざまですが、最も多いのは椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症です。症状が出た場合は早めに医療機関で診断を受け、適切な治療を行うことが重要です。
以上が主な坐骨神経痛の原因です
坐骨神経痛はあくまでも症状名です。
何をどうフォーカスするかは、やっぱり原因を断ち切る施術が必要です。