ギックリ腰

枚方市の皆さん!このようなお悩みはありませんか?

  • 重いものを持ってないのに腰が
  • くしゃみをしただけでなった
  • 車の後部座席の荷物に手を掛けただけ
  • 腰が曲がったまま伸びない
  • 起床時に体を起こすのに時間が掛かる

 

なつめ鍼灸整骨院で再発しない根本的な解決を目指しています。

ギックリ腰になりやすい生活習慣

ギックリ腰は、日常生活の中で何気ない動作や負荷のかかる行為が引き金となって発生することが多いです。以下に、ギックリ腰になりやすい代表的な行為やよくあるエピソードを紹介します。

1. 重いものを持ち上げる

重い物体を持ち上げようとする際、特に腰を曲げた状態で無理な体勢になると、腰に急激な負担がかかりギックリ腰が起こりやすくなります。

  • :重い箱や家具を持ち上げようとしたときに腰に激しい痛みが走り、その場で動けなくなる。

2. 中腰の姿勢からの急な立ち上がり

中腰や前かがみの姿勢から急に立ち上がると、腰に負荷が集中してギックリ腰を引き起こすことがあります。

  • :掃除中に床を拭いていて、立ち上がるときに腰に激痛が走る。

3. くしゃみや咳

くしゃみや咳で腹圧がかかることで、瞬間的に腰に負担がかかりギックリ腰になることもあります。

  • :風邪をひいて咳が続いていたり、くしゃみをした瞬間に腰に鋭い痛みが走り動けなくなる。

4. 長時間同じ姿勢を続けた後の動作

長時間のデスクワークや車の運転で同じ姿勢を続けた後に立ち上がったり、体をひねる動作が原因で発生しやすいです。

  • :長時間のドライブ後、車から降りようとした瞬間に腰を痛める。

5. 朝起き上がるとき

朝、筋肉や関節が固まっている状態で急に体を動かすと、腰に負担がかかりギックリ腰になることがあります。

  • :布団から起き上がろうとした際に腰がピキッと痛み、動けなくなる。

6. 体をひねる動作

急に体をひねる動作も、腰に大きな負荷がかかるため、ギックリ腰を引き起こしやすいです。

  • :掃除中に振り向いて道具を取ろうとした際や、スポーツで急に方向転換をしたときに腰を痛める。

7. 転倒や無理な動作

無理な姿勢やバランスを崩して転んだりした際に、腰に過度な力が加わり、ギックリ腰になることがあります。

  • :段差でつまずいて体勢を崩した際に腰を強く痛める。

8. 急な運動や不慣れな動き

普段運動をしていない人が急に運動をしたり、不慣れな動きをしたときにギックリ腰を引き起こすことがあります。

  • :久しぶりにジムに行き、無理な重量のトレーニングを行った際に腰を痛める。
ギックリ腰を予防するための対策

ギックリ腰を予防するためには、日常の中で以下のような対策を心がけると効果的です。

  • 重いものを持ち上げる際は、膝を曲げて腰に負担をかけないようにする
  • 朝起きたときや長時間座った後は、ゆっくりと体を動かして筋肉をほぐす
  • 日常的に腰回りの筋肉を鍛え、ストレッチや柔軟運動で体を保つ
  • くしゃみや咳をするときは、腰に負担がかからないように、背中を丸めて少し前かがみになると負担が軽減されます

日常生活の中でのちょっとした意識で、ギックリ腰のリスクを大幅に減らすことができます。

 
 

年齢別起こりやすいギックリ腰

ギックリ腰(急性腰痛)は、特定の年齢層において頻度が異なり、その原因や背景も年齢によって変わることが多いです。以下、年齢別に多いギックリ腰の種類について解説します。

1. 20代~30代

この年齢層では、ギックリ腰の原因は主に以下の要素によるものが多いです。

  • 筋肉疲労や過度な運動:重いものを持ち上げたり、無理な姿勢での動作をした際に腰に負担がかかり、筋肉や筋膜に急な痛みが生じることが多いです。
  • 姿勢の不良や運動不足:デスクワークや長時間の座位姿勢によって腰に負担がかかり、ギックリ腰のリスクが高まります。

2. 40代~50代

40~50代では、筋力や柔軟性の低下が進むため、ギックリ腰の発生率が高まります。この年代での特徴的な要因には以下のようなものがあります。

  • 椎間板の変性:椎間板が加齢により弾力を失い、負荷がかかったときに痛みを引き起こしやすくなります。
  • 筋肉の衰え:日常の運動量が減ることで、体幹筋が弱まり、腰へのサポートが減少し、腰痛が発生しやすくなります。

3. 60代以上

高齢者になると、筋肉や骨の状態がさらに変化するため、ギックリ腰のリスクも異なってきます。

  • 腰椎や骨の老化:骨粗しょう症や関節の退化により、わずかな動作でも腰に痛みが生じやすくなります。
  • 脊柱管狭窄症:加齢に伴い、脊柱管が狭くなり、神経に圧力がかかることで腰痛が発生しやすくなります。

なつめ鍼灸整骨院での実際の施術

なつめ鍼灸整骨院では、ギックリ腰(急性腰痛)に対して、痛みの原因や種類に応じた治療法を組み合わせて対応します。以下に、ギックリ腰の種類別に鍼灸整骨院で可能な治療アプローチを解説します。


1. 筋・筋膜性ギックリ腰

特徴
  • 筋肉や筋膜が損傷し、炎症や痛みを引き起こしているタイプ。
  • 急性期には筋肉の緊張が強い。
施術法
  • 鍼施術
    筋肉の過緊張を緩めるため、トリガーポイント(痛みの引き金になる部位)を刺激して筋肉をリラックスさせます。痛みの軽減や血流改善に効果的。
  • 電気療法(低周波治療)
    筋肉の炎症を抑え、神経の興奮を鎮める効果があります。鍼と組み合わせることで相乗効果を期待できます。
  • アイシング療法(急性期)
    炎症を起こしている、筋肉や関節の痛みを和らげます。
  • 手技療法(マッサージやストレッチ)
    患部以外の筋膜や筋肉の柔軟性を取り戻すためのアプローチです。

2. 椎間板性ギックリ腰

特徴
  • 椎間板の変性や突出(椎間板ヘルニア)が原因のタイプ。
  • 前かがみの姿勢や長時間座ると痛みが悪化。
施術法
  • 鍼治療
    椎間板周辺の筋緊張を緩め、神経圧迫を軽減します。
  • 骨盤調整・姿勢矯正
    骨盤や腰椎の歪みを整えることで、椎間板への負担を軽減します。
  • 牽引療法
    腰椎を軽く牽引することで椎間板の圧迫を緩和し、痛みを軽減します。
  • 指圧やストレッチ(急性期以降)
    腰椎周辺の筋肉を柔らかく保ち、再発を防止します。

3. 関節性ギックリ腰

特徴
  • 椎間関節の炎症や動きの制限が原因。
  • 特に体をひねったり反らす動きで痛みが強い。
施術法
  • 鍼治療と温熱療法の組み合わせ
    関節周辺の筋肉をリラックスさせ、炎症を抑える。
  • 関節モビライゼーション
    関節の可動域を改善し、痛みの根本をケアします。
  • 低周波治療や超音波療法
    炎症を抑え、組織の回復を促進します。
  • 姿勢指導
    関節への負担を減らすための日常姿勢の改善アドバイスを行います。

4. 骨性ギックリ腰

特徴
  • 圧迫骨折や骨の変形が原因。
  • 高齢者に多く、強い痛みが特徴。
施術法
  • 慎重なアプローチ
    骨粗しょう症が疑われる場合は、無理な矯正や施術は避け、安静を優先します。
  • 温熱療法
    痛みのある周辺部位を温め、筋肉のサポートを改善。
  • サポート療法
    腰部ベルトやコルセットの使用を提案し、骨に負担をかけないようにします。

5. 神経根性ギックリ腰

特徴
  • 椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症による神経圧迫が原因。
  • 腰だけでなく足にもしびれや痛みが放散。
施術法
  • 鍼施術と電気刺激(鍼通電療法)
    神経圧迫を緩和し、放散痛やしびれを軽減します。
  • 姿勢矯正
    骨盤や腰椎のバランスを整え、神経への負荷を軽減。
  • 腰椎牽引療法
    神経根の圧迫を緩和する目的で使用します。
  • 運動療法(慢性化予防)
    神経を保護するためのコアマッスルトレーニングを推奨。

6. 血管性・内臓性ギックリ腰

特徴
  • 動脈瘤や内臓疾患が関連している場合は、整骨院での治療は対象外。
  • 強い痛みや異常がある場合は早急に病院での診察が必要。

鍼灸整骨院の治療の流れ

  1. 問診と触診
    • 痛みの原因や種類を特定するため、丁寧なヒアリングと検査を実施。
  2. 急性期の炎症ケア
    • 鍼治療や電気療法を用いて、早期の痛み軽減を目指します。
  3. 回復期の調整
    • 手技療法や姿勢矯正を取り入れ、可動域を改善し、再発予防を行います。
  4. 慢性化防止
    • 自宅で行えるストレッチやエクササイズの指導を提供。

なつめ鍼灸整骨院では、症状に応じた多角的なアプローチが可能です。専門家の判断のもと、適切な治療法を選択することで、症状の早期改善を目指します。